アート縁日1 of Y0KOHAMAPORTSIDE

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アート縁日 1994 →

アート縁日も今年(2013年)で22回目の開催ということになります。1994年と96年は一年に,年に2回の開催でしたから、22回の開催ですが、今年で20年目ということになります。



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現在は、アート・フリーマーケットなどという名称で一般化しているイベント形式も、その頃はまだ一般的ではなく、出店希望者のみなさんからのお問い合わせのは、ほとんどが「いったいどういうイベントなのか」ということだったと記憶しています。

一方、観客=受け手にとって作品はもっぱら鑑賞するもので、美術館やギャラリーは、まだまだ敷居が高い場所。アートやデザインは日常的な市民生活ともっと遠いところにありました。




アート縁日は、そうした造り手と受け手の「距離」を近づけることはできないかということから企画されたイベントです。アート縁日という名称は「アートと縁結びができる日」あるいは「アートで縁結びができる日」という意味合いから名付けられたものです。

b_0705.jpg上の写真は第1回アート縁日の会場を写したものです(写真はクリックで拡大表示)。背景,左手から中央に見えているのはロア弐番館の建物。つまり、ここは現在、栄・本町線という道路になっている場所です(左の写真が現在の様子を写した写真です)。

当時、まだ道路としての利用は始まっておらず、「将来道路になる広場」のような状態になっていました。

第1回の開催に参加してくださった造り手のみなさんは100名ほどの出展者でした(現在のように公募制ではありませんでした)。しかし,なかなか盛況という状況にはなりませんでした。初期の開催では、出展される方にも、また来場者のみなさんにも、どことなくぎこちなさがあったように記憶しています。
また、主催者側は、このイベントの楽しみ方を上手く伝えられずにいました。

しかし、3回、4回と開催を続けていくうちに少しずつ状況が変化し始めました。

あいかわらず、主催者側は、このイベントの楽しみ方も上手く提案できなかったのかもしれませんが、その間、出展者の方や来場者の方が、それぞれにこのイベントの楽しみ方を見つけてくださったのだと思います。しかも、その楽しみ方を友人や、作家仲間などに伝えてくださった…

そして、この頃から、アート縁日は企画段階では予想されていなかった方向に成長していくことになります。